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退職金に対する相談が約100件、特に適格年金というものについてゼロというお話がございました。対象が非常に小規模の企業のところが多いということであるいは従業員自身がこの説明を十分理解をしないでそのままということがあるかもしれないと、これは非常に懸念をするわけでございまして、そういう意味では、これからパンフレットをつくるというようなお話もございましたけれども、本来は国の仕事かもしれませけんけれども、長野県は特に中小企業が支えているわけでございまして、ぴりりと辛くて、そしてきらりと光るという県内の多くの中小企業に働く人々にとって、積立金不足からくる年金の減ということになればこれはもう大きな社会問題ですし、また、一企業あるいは従業員の問題だけでなく、本人の将来の設計ということになってまいりますので、ぜひその辺のところは細やかな対応をお願いしたいというように思います。
その中で、県の制度資金の活用というお話がございました。ぜひ制度資金の中に、期間が短いわけですけれども、退職金制度改革に向けての新たなメニュー、これはぜひ創設ができないかというふうに私は申し上げておきます。
それから、学校の先生の問題、確かにいろいろ人事上の問題もあるでしょうし、また組織としての運営もあると思います。しかし、1年でかわるとかあるいは2年でかわるというのは、本当に地域の中で、あるいは学校の中で、御本人の思いやら、あるいは運営の方針というものを徹底も周知もできないうちにかわっちゃうということになります。今お話があったように、2年から5年というお話がございましたけれども、腰を落ちつけて学校運営に当たっていただく、これがまた教育現場のなお一層の充実を図るということになると思います。人事という問題がございますし、また、若返りというふうなこともぜひこれは考えていただかないかぬと思いますし、将来的にあと何年、人事の問題といいますか、偏りというものが続くかは存じませんけれども、いずれにしても学校現場で校長がきちんと長い間仕事ができる、新たな学校づくりができるというような体制をぜひつくっていただきたいなと、こんなふうに思います。
さて、初日に小島議員から飯田のお練りまつりの話が出ました。最終日の本日は御柱の話をさせていただきたい、このように思います。
今、下社の山出しの舞台になった下諏訪町の萩倉地区へ行きますと、今は本当にもとの静かな落ちついた地区に戻っております。あの狭い地区にあれだけの多くの人がどうやって集まったものだというふうに思いますし、また、改めて、この御柱という魅力といいますか、これにつけては地元の人間としても感じているところでございます。
また、秋にかけてはこれから小宮という地元のお宮の御柱が続きます。そして、次の御柱に向けてもう動きが始まっております。今回も、祭りの終わった後、100年、150年先に、とても自分では見ることのできない、会うことのできない子孫のために、柱の確保のために御用材をはぐくむ会という会の皆さんがモミの苗の植樹を行われました。そして、これから次に向けて、仮見立てだとか、見立て、伐採というようなことも続いてまいりまして、また次の6年を迎えるわけです。諏訪の人間は一御柱という言葉を使いまして、御柱が生活のサイクルになっているというふうなことでございます。
そしてまた、その間に、伝統技能、あるいは技能の伝承ということのためにさまざまなことが行われておりまして、私の地元でも御柱友の会というような会をつくりまして、80歳を超える年配の方から二十そこそこの若者まで縦につながって、そして幅広い年齢層が集まって活動しております。これが実は、御柱だけじゃなくて、地域づくりに、コミュニケーションづくりに非常に大きな役に立っているという事実がございまして、まさにお祭りだけではないなというふうに思います。
今回の御柱を通じて県警には延べ2,500人を超える警察官の方を動員をしていただいたと、改めて感謝をするところでございます。
さて、知事には、下社山出しの際には御柱装束に身を包んで来ていただきました。そして、裏方に回って警備に当たっている若い消防団員に声をかけていただいたり、また、曳航中の御柱の先頭に乗って祭りを盛り上げていただきました。こうやって祭りに参加をしていただいて、そしてその中から諏訪人の心意気や祭りへの感想がいろいろおありになると思いますので、ぜひその辺の感想をお聞きをしたいものだというふうに思います。
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